新鮮なカクタス(サボテン)オイルをモロッコからお届けします

Cactus Beauty 100% PURE ORGANIC CACTUS SEED OIL

アルガンオイルの偽物とは。見分ける方法は?

希少性が高いこともウリの一つであるアルガンオイル。一方で、アルガンオイル入りの商品はシャンプーからクリームまで、ドラッグストアに山ほど溢れているという矛盾があります。そのため「粗悪品や偽物がある」という噂があります。アルガンオイルの偽物とはどのようなもか、確認されているのか、見分ける方法はあるのかについて解説します。

「モロッコの黄金のオイル」はどれくらい希少?

モロッコ、砂漠、過酷な自然…想像力を刺激するストーリー

次のような説明は、「アルガンオイルの希少性」を語る上で不可欠なのでよく見かけます。

アルガンツリーは、エキゾチックなモロッコの乾いた大地に力強く生きています。
この実の種から搾取したのが、アルガンオイルです。

オリーブオイルは果肉からオイルを採ることができますが、アルガンオイルは果肉を除いた堅い種の中心にある「仁(じん)」という柔らかい部分からしか採れません。

モロッコに住むベルベル人の女性や子どもは、アルガンの種を石で割り、仁を石臼で曳き、オイルを絞ります。

アルガンの樹には鋭い棘があるため人の手では採取できません。そのため「地面に落ちた実を拾い集める」方法で採取されます。 アルガンの樹に登って実を食べるヤギの糞からは、未消化のままアルガンの種が排出されます。糞の中からも種を集めて石で割ります。 こうして集めたアルガンの実から得られるオイルは、実の重さに対して1%。 100kgのアルガンの実から、わずか1リットル――。

こんなに希少すぎるオイルが、近所のドラッグストアでもネット通販でも、そこらじゅうに売っているなんて、確かに違和感があります。供給が追いつくはずがないからです。

2001年以降、アルガンオイルに世界が注目。変化がきた

アルガンオイルが世界に紹介される前までは、前述の通りの光景がモロッコにありました。モロッコ国内でもアルガンオイルの知名度は局所的なもの。90年代前半では、カサブランカでもアルガンオイルは売っておらず、名前すら聞いたことがない人がほとんどだったそうです。

アルガンオイルに注目が集まるきっかけになったのは、2001年にイタリアで行われた第一回スローフード大賞の受賞です。
アメリカ、ヨーロッパ各国で人気が高まり(日本には95年頃に紹介され、早くから広がりを見せています)、バイヤーがモロッコに集まるようになりました。アメリカでは2007年に2本しか販売されていなかった商品が、2011年には100本以上に。需要は現在も伸びています。

こうなればもちろん、地面に落ちた実を拾ったり、ヤギの糞を集めたり、石臼を使って手作業で種を曳くといった牧歌的なことをしていられません(そういった製法が完全に廃れたという意味ではありませんが)。

アルガンオイル製造は産業化。国を上げて増産

2009年にはモロッコ政府とフランスの製薬会社ピエール・ファーブルの研究チームが協力し、4,300本のアルガンの樹を植樹。林の再生が進められました。 アルガンオイルの産業化は、砂漠化を食い止め、ベルベル人女性に雇用を生み出す。これに注目したラバト大学のズビダ・シャルーフ教授は、アルガンオイルをベルベル人女性による組合で生産するプロジェクトを発足。アルガン樹の保護、高品質なアルガンオイルの生産システムが開発されるようになりました。 モロッコ政府は、2020年までにアルガンオイルの生産量を2,500トンから4,000トンに増やすという目標を掲げています。

オイル工場は90年代とは比較にならないほど機械化され、生産量は一気に増加。 日本でアルガンオイルが流行り始めたのは2000年頃ですが、当時と比べると供給は安定し、価格も下がっているのです。

「安物に注意」とする偽物説の出所は?

アルガンオイル商品には偽物が出回ったことがある

さんざん貴重と謳われたオイルなので、安く大量に簡単に手に入ることに、疑問を持つ声があるのは当然でしょう。
一部ネットでは、アルガンオイルの偽物に対し次のように注意が呼びかけられています。

  • ほかのオイルを混ぜて薄めた粗悪品がある
  • 本物とは色も香りも違う偽物がある
  • 極端に安い物は避けるべき

ある特定の商品について、偽物が出回った事実はあるようです。サロン専売品の有名なヘアケア商品ですが、並行輸入品と称した商品がネット通販やオークションで販売され、「パッケージが正規品と異なる」「香りが違う」「聞いたこともない輸入代理店の名があり、住所を調べるとレンタルオフィスだった」などの例がありました。 このため、「アルガンオイルには偽物がある」という説が囁かれるようになったのです。

しかし、これはアルガンオイル全体について言えることではありませんし、その他の商品で偽物が確認されたという情報はなく、国民生活センターも特にアルガンオイルについてコメントを出していません。

しかし安心はできない?オリーブオイルですら、8割が偽物の事実

とは言っても、ホホバオイルやココナッツオイルに比べれば十分高価なオイルですし、偽物が出回る可能性は否定できません

例えば、食用のオリーブオイルですら偽物が蔓延しているというのは、よく知られた話です。
ひまわり油などに香料を加え緑色の着色料を入れただけの完全な偽物、オリーブオイルにその他のオイルを混ぜて希釈したものなどが平然と販売されており、食品偽装で儲かったお金がイタリアマフィアの資金源になっているというとんでもない話です。

本物のオリーブオイルは市場に出回る商品の20%、特に「エキストラバージンオリーブオイル」はそのほとんどが偽物と言われています。 90年代終わりからこの問題は繰り返し報道されていますが、現在も解決されていません。プロがテイスティングすればわかるそうですが、偽物の味しか知らない消費者にはもはや判別材料がないのです。

高価なことは本物の証明ではなく、見分ける方法もない。

アルガンオイルに関しては、「色が薄い」「香りが違う」という偽物の見分け方がよく取り上げられますが、色も香りもいくらでも付けることができます。 残念ながら、「見分ける手立てなどない」というのが、正しいでしょう。

問題なのは、「あまりに安いものは偽物なので買わないように」という表現が多く使われることです。
逆に言えば「高ければ本物」ということになりますが、本当にそうでしょうか?

偽物を安い値段で売れば、自ら偽物と疑われる材料を提供することになります。
完璧に偽装するなら、むしろ本物と同等の価格設定にするはずです。
安易に高ければ安心と思ってはいけません。価格は品質の保証にはならないのです。

美容オイルをきちんと見極めるためにできること

科学を装った広告商品は、真摯ではない場合が多い

美白やダイエットや薄毛に関わる研究者は、癌やマラリアに関わる研究者よりも少ないので、一般的に、研究スピードは遅いと言われています。 そのためか、美容に関する商品の効果は、科学的に根拠がはっきりとしていないものも多いです。

それにも関わらず、一見科学的な根拠を示しているような言い切り型で説得したり、医師の監修など権威を借りて宣伝している商品は注意しましょう。よくよく読むとまるで意味がわからないという広告は、本当に多く出回っています。

もちろん、科学的に証明されなければ効果がないわけではありません。ビタミンCですら、発見されたのは20世紀の終わりのことです。人間にはまだまだわからないことの方が多いと言えます。 ただし商品を売る側は、わからないことはわからないとしなければなりません。理解できない言葉を使っていい加減な説明をするのは、嘘をつくのと同義だからです。

「アルガンオイルを含む商品」は含有量は不明と知る

疑い始めればキリがありません。100%ピュアオイルは100%であるとしましょう。
問題は、「アルガンオイル含有の商品」です。

大々的にアルガンオイルの効果をプッシュする広告がされているかもしれませんが、含有量は不明であるということを知っておきましょう。

例えば、よくあるアルガンオイル入りのヘアケア商品の成分表示を見ると、アルガンオイルよりもシリコンや粘度調整剤や石油系のその他のオイルが多く含まれていることがわかります。 薬機法で、化粧品の成分表示は、含有量の多い順に表記することが義務づけられているので、アルガンオイル(アルガニアスピノザ核油と表記されます)が何番目に書いてあるかだけでも、「アルガンオイルが主成分ではない」ということがわかります

身も蓋もない言い方をすれば、0.1%でも0.001%でも含有は含有と謳えますし、どんなヘアケア商品でも、シリコンさえ入れれば瞬間的に髪の手触りはよくなります。
アルガンオイル含有というだけで、アルガンオイルの効果を過剰に期待しない方が正しいでしょう。

効果が実感できないならやめる!自分の肌で見極める

実感できないケアは、やめましょう!
大切なのは、お金と時間をかけただけの効果を得ることです。
私たちは、それだけを強くお伝えしたいのです。

お肌の状態は、睡眠、食事、気候など様々な要因で日々揺れます
単純にケアだけの善し悪しを見分けるのは、とても難しいことです。

しかし、「よくわからないけれど、何となく続けている」「高かったんだから効果があるはず」「やめると状態が悪くなるのでは?」といった思い込みだけでは本当の美肌は手に入りません。

効果が実感できないのなら、とりあえずやめたって害はないと言えます。見極めるために必要なのは、ターンオーバーの2サイクルを目安に。30~40代なら1サイクルは45日前後。50~60代なら1サイクルは80日前後です。

Summaryこの記事のまとめ

アルガンオイルのヘアケア商品には、偽物が出回って問題になったことがあります。スキンケア用の商品でそういった事実は確認されていません。ただし、偽物が出現する可能性は否定できませんし、見分ける手立てもほとんどありません。自分の肌状態をしっかりとチェックして、「効果が実感できないなら思い切ってやめる」ことをおすすめします。他人の言葉よりも、自分の肌と感覚を信じるのが大事です!

関連記事
オーガニック上級者も納得できる高品質オイル